医学部入試で不適切な入試が行われていたとして文部科学省から指摘され、受験者全員に(第二次試験合格者及び辞退者を除く)入学検定料・当該年度の出願に要した受験票送料・送金手数料及び出願書類郵送料相当額を返還することを決定しました。
医学部の受験料の相場は6万円と高額でこのような決定がなされたことは救済への第一歩となります。しかし、これらの費用の他に宿泊代や日程の関係で受験できない大学があった受験生もおり、とても酷い話だと思います。私自身は男性で今回の問題は関係ないように感じますが、自分自身の医学部合格の正当性すら薄れる結果(筆者は聖マリアンナ医科大学の学生ではありません。)となり、透明性のある入試が行われてほしいです。
また、医学部には、入学後も留年人数を調節して学費を回収していると噂される大学や、そもそもの学内の定期試験の点数が操作されていると学生から指摘される大学もあり、入試だけではなく進級制度にも透明性が欲しいというのが現役医学生からの要望です、
自分自身も該当年度の受験生のため返金手続きをしています。
必要な情報は
・受験生氏名
・生年月日
・出身高校
・現住所
・電話番号
・メールアドレス
・対象年度
・振込先口座
を受験生側から入力して申請する必要があります。聖マリアンナ医科大学からは個人情報保護の観点から出願書類を処分されており個別に案内することはないとのことです。
出願書類は破棄しているのに、受験生の確認はどのように行うのかよくわかりませんが被害者の救済が一刻も早くなされてほしいと願うばかりです。
ちなみに聖マリアンナ医科大学の志願者数は
2015年 3473人
2016年 3648人
2017年 3527人
2018年 3424人
でしたので、最大8億以上の返金となるそうです。
コロナウイルスにより病院経営が揺らぐ中、東京女子医科大学に続き学費の値上げに踏み切るのかが注目されます。
返還フォームへのURLはこちらから
コメント