こんにちは。医学部ライターのTKDです。
衝撃的なニュースが届きました。南米最大のLATAM航空が破産申請を行ったとのことです。

LATAM航空の最新情報をまとめました。
実は3月に南米旅行に行く予定でしたのでキャンセルしたチケットの返金を待っているのです。そんなこともあったのでLATAM航空の状況を見守っていました。
なぜならカスタマーセンターで手続きした時は23営業日以内に返金すると言っていたのですが、2ヵ月たっても入金されませんでした。嫌な予感はしていたのです。
LATAM航空とは
LATAM航空は1929年に設立され、各国の航空会社と合併しながら会社の規模を大きくしていきました。現在は南米最大の航空会社で25ヵ国・約140都市に運航しています。
最近の出来事として、2020年4月まではワンワールドで加盟していて、その後脱退するニュースが話題になりました。アメリカのデルタ航空が株式の20%を取得したことで脱退となり、デルタ航空とマイルやサービスを提供していくこととなっていました。LATAM航空グループのLATAMチリは2000年からワンワールドに加盟していましたから衝撃でした。
今回の破綻でどうなるの?
結論から言うと予約やバウチャー、マイルなどには影響がないそうです。
コロナの影響で95%運航を縮小し、従業員の大量解雇も先月発表されていました。
現時点では運航中のフライトと貨物便には影響はないようです。一方、公式サイトを確認したところ、返金に対する対応は見つけられませんでした。
今回の措置はアルゼンチン、ブラジル、パラグアイにある関連会社は今回の破産法申請に含まれていないと発表されています。
グループ会社各国では政府との交渉に入っている模様です。
残念ながらコロナの中心地は南米に移っており、ピークアウトが見通せない状況です。最終的には、本社のあるチリ政府が救済に乗り出すかもわかりません。
一方筆頭株主のデルタ航空の経営も世界中の航空会社と同様に厳しい状況です。
先日破産したヴァージンオーストラリア航空の株も所持していたデルタ航空。デルタ航空が株を持っていると破産しやすくなる運命なのでしょうか。
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